院内トリアージ(緊急度判定)とは
- 外来を受診された患者様の症状・バイタルサインを確認し、看護師が緊急度(重症度)を判定する仕組みです。
- 来院された順番ではなく、緊急性の高い方から優先して診察を行います。
- 待合中も定期的に状態を確認し、変化があれば速やかに対応いたします。
受診の流れ
1、受付
2、バイタル確認(体温・血圧・脈拍など)
3、 看護師による緊急度判定(JTAS基準)
4、待合・定期的な再評価
5、診察(緊急度の高い方から優先)
緊急度レベルと対応目安(JTAS基準)
| レベル | 区分 | 診察までの目安 | 症状の例 | 再評価間隔 |
|---|---|---|---|---|
| レベル1 | 蘇生 | 直ちに | 心停止・呼吸停止・重症外傷など | 継続的 |
| レベル2 | 緊急 | 15分以内 | 激しい胸痛・激しい頭痛・意識の変化など | 15分ごと |
| レベル3 | 準緊急 | 30分以内 | 中等度の腹痛・軽度の呼吸困難・高熱など | 30分ごと |
| レベル4 | 低緊急 | 60分以内 | 軽度の発熱・軽い腹痛・慢性的な症状など | 60分ごと |
| レベル5 | 非緊急 | 120分以内 | 処方箋の希望・軽微な外傷・慢性疾患の定期受診など | 120分ごと |
※ JTAS(Japan Triage and Acuity Scale:日本版緊急度判定支援システム)は、症状・状態に応じて緊急度を5段階に分類する国際標準に基づいたトリアージ基準です。上記の時間はあくまで目安であり、状態によって変動します。
患者様へのお願い
- 到着順ではなく緊急度を優先して診察を行うため、診察順序が前後する場合があります。ご理解とご協力をお願いします。
- 待ち時間中に気分が悪くなったり、症状が変わった際は、遠慮なくスタッフへお声がけください。
- 意識がない・呼吸が苦しい・激しい胸の痛みがあるなど急を要する場合は、すぐに近くのスタッフへお知らせください。
院内トリアージ実施体制加算について
当院では、厚生労働省が定める「院内トリアージ実施体制加算」の施設基準を満たした体制で実施しており、九州厚生局へ届出を行っています。
施設基準(概要)
- 救急医療に係る3年以上の経験を有する常勤看護師を配置し、院内トリアージを実施しています。
- 院内トリアージの実施に関する院内規程(プロトコル)を整備しています。
- トリアージの内容(レベル・実施時刻・再評価内容等)を診療録に記録しています。
- 院内の見やすい場所への掲示および当院ウェブサイトにおいて情報を公開しています。
根拠:診療報酬点数表(令和6年度改定)B001-2-5 院内トリアージ実施体制加算




